僕は「ウォーキング・デッド」という海外ドラマが大好きでして、

原作コミックを買い揃えてテレビのキャラクターフィギュアも買うぐらいハマっています。

 

このドラマはただのゾンビパニックではなく、

極限に追い詰められた人間の心理描写を表した

ヒューマンドラマになっておりまして、

怖いのはゾンビじゃなく人間なんだというメッセージが

回を追うごとに強まってきているような気がします。

 

現在はシーズン7まで放映されておりまして、

このシーズンでは「ニーガン」という

イカれまくった敵の総大将が幅を利かせるのですが、

極悪非道なんだけどものすごく魅力的なキャラなんですよ。

 

 

なので、

「ニーガンのフィギュア、買おっかなあ~。」

なんて考えてたのですが、

ある日ピーンとひらめきました。

 

 

「シルバニアニーガン、作れねえかな。」

 

 

可愛い動物と極悪人という両極端なこの対比。

 

「実現したらめっちゃおもろいやん!」

なんて考えていたのですが、

問題はシルバニアの子に着せる衣装です。

 

ニーガンのトレードマークである革ジャンは

市販のシルバニアグッズにはもちろんありません。

 

そして僕には裁縫スキルがまったくありません。

 

というわけで、

「シルバニア 革ジャン」で検索をかけてみました。

 




 

そしたら、あったんです。

 

趣味でシルバニアの衣装を作っている方がいらっしゃいまして、

その方がヤフオクで販売をしておられました。

 

だがしかし。

 

シルバニアの革ジャンはすでにSOLD OUT。

 

買う気満々でポチろうと思ってたので、

落ち込み具合が半端じゃありませんでした。

 

これはもう、新たに外注でつくってもらうか、

諦めるしかないかなあなんて思っていたある日。

 

電話カウンセリングで、

とあるクライアントさんとお話していたときのことです。

 

話の流れでシルバニアの話題になりまして、

なんの意識もせずに

「シルバニアに革ジャンを着せたいんですけど、

どこにも売ってないんですよね。」

と話していたんですよね。

 

そのときは、「へえそうなんですか。」といった感じの返答だったのですが、

数ヶ月後、その方からメールが届きまして。

 

なんと、シルバニアの革ジャンを手作りで作ってくださったそうなんです。

 

しかも、

対面カウンセリングにお申込みいただき

そのときにプレゼントまでしてくださるという、

ありがたすぎるほどの心意気。

 

写メも添付されていたので見たら

ものすごく完成度が高い。

 

革ジャンだけでも十分にありがたすぎるのですが、

これはお願いするしかないと思い

事情を話して「シルバニアニーガン」を作ってくださいと

図々しくもお願いしちゃいました。

 




 

そして数日後。

 

対面カウンセリングにお越しいただいたとき、

待ちに待ったシルバニアニーガンをプレゼントしていただいたのですが、

これがまた僕の想像をはるかに超える代物でして。

 

それがこちらです。

 

 

すげーーー!!

 

ちなみに、ニーガン愛用の武器

有刺鉄線バットのルシールは、

クライアントさんがドラムをやっていて

使わなくなったドラムスティックを削って

作ってくださったそうです。

 

しかも、それだけではありません。

 

 

箱付きーーー!!!

 

一体なんなんだ。

 

このクオリティは。

 

人は想像をはるかに超える感動に直面したとき

こんなにも心が動かされるものなのだと、

このとき改めて痛感しましたね。

 

あまりにも嬉しかったので、

僕の公式Twitterにシルバニアニーガンをアップしたら

3日もしないうちにリツイートが1000を越えました。

 

 

ブログの投稿してもこんなに伸びたことがないので

なんだか複雑な気持ちではありますが、

それぐらいシルバニアニーガンのクオリティが

高かったということになります。

 

事務所移転したら、

今回の記事のサムネで使用したウォーキング・デッド・シーズン7の壁紙を

シルバニアで再現してみようかなと考え中の今日この頃。